はじまりは、単純な動機。 手のひらにのせた真白の蛇の抜け殻。脱皮を終えてからさほど時間は経っていないのだろう。触れてみたそれは、まだしっとりとした感触をしていた。 抜け殻自体にもはや生は存在しないのに、そこに感じたのは確かな生命力。力強さ。 …
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